大規模災害を想定して防災訓練・トリアージ訓練を行いました。

 那須赤十字病院では11月6日(土)、総合防災訓練を実施しました。今回は感染対策を行いながらの災害対応を目的に、「多数傷病者受入れ訓練」「対策本部設置訓練」の2部構成により訓練を実施しました。
 多数傷病者受入れ訓練では、各診療エリアを新設し、動線の確保や、傷病者の中にCOVID-19の患者がいた場合の可能性も考慮した感染対策、新設した部門に対する人員配置、トリアージ、診療手順等を確認しました。
 対策本部設置訓練では震度6弱の地震発生直後の想定としマイタウンホールで『災害対策本部』『総務班』『外部総合通信班』を設置し情報伝達訓練を行いました。
 当院は、今回の訓練で明らかになった課題を改善するとともに、日頃から職員が災害について考え、自分がどう対応するかを再確認する事を目的に防災訓練を実施しています。


トリアージエリアではトリアージタグを使用して診療に対する優先順位の決定

簡易ベットを病院エントランスホールへ設置(治療の手順の確認も行いました。)
簡易ベットを病院エントランスホールへ設置(治療の手順の確認も行いました。)


研修医の先生も参加し本番さながらの訓練


現地指揮所には沢山の情報が集約


病院エントランスホールに設置された救護所の様子


臨時の放射線科・検査受付を設置


後半の対策本部設置訓練は院内の情報を集約し初動の段階から訓練をスタート