赤十字の使命

【リクルート】当院の特長

赤十字の使命

1.赤十字の基本原則

日本赤十字社の使命

わたしたちは、
苦しんでいる人を救いたいという思いを結集し、
いかなる状況下でも、
人間のいのちと健康、尊厳を守ります。

わたしたちの基本原則

  • 人道:人間のいのちと健康、尊厳を守るため、苦痛の予防と軽減に努めます。
  • 公平:いかなる差別もせず、最も助けが必要な人を優先して支援します。
  • 中立 :すべての人の信頼を得て活動するため、いっさいの争いに加わりません。
  • 独立:国や他の援助機関の人道活動に協力しますが、赤十字としての自主性を保ちます。
  • 奉仕:利益を求めず、人を救うため、自発的に行動します。
  • 単一:国内で唯一の赤十字社として、すべての人に開かれた活動を進めます。
  • 世界性:世界に広がる赤十字のネットワークを生かし、互いの力を合わせて行動します。

わたしたちの決意

わたしたちは、赤十字運動の担い手として、
人道の実現のために、
利己心と闘い、無関心に陥ることなく、
人の痛みや苦しみに目を向け、
常に想像力をもって行動します。

2.被災地支援

日本赤十字社の救護班の救護業務には、医療救護・こころのケア・救援物資の備蓄及び配分・血液製剤の供給義援金の受付け及び配分があります。
災害が発生し、救護活動が必要と判断される場合に、他の救護団体と協力しながら迅速かつ効果的な救護活動を実施します。
また、DMAT(災害派遣医療チーム)を派遣する体制も確立しています。
平時より救護班の活動に関する研修や災害医療コーディネートに関する研修の他こころのケアや原子力災害対応などの様々な災害に対応するための、研修・訓練を実施しています。

3.感染症対策

新型コロナウイルス感染症の流行を機に、感染症対応能力の強化が求められている昨今ですが当院は二類感染症指定病院として感染症病棟を備え、厳格な感染管理のもとで結核や新型インフルエンザなどに対応できる体制を整えています。さらに、院内には感染防止対策チームが設置されており、医療従事者への感染対策研修の実施、標準予防策の徹底、院内感染発生時の迅速な対応などを行っています。これにより、感染症発生時にも適切な医療提供ができる体制を維持しています。

4.地域社会との連携

過去の災害の教訓を踏まえ、さまざまな災害から人々のいのちを守るために地域コミュニティにおける「自助」「共助」の力を高める防災教育が極めて重要となっています。
赤十字防災セミナーでは、災害から、地域住民が自らいのちを守り、被災に伴う心身の苦痛を軽減するため、地域住民の防災・減災に関する知識・意識・技術の普及向上と地域において災害発生時の応急対応にあたるリーダー層の育成等を目的に実施しています。
このように、那須赤十字病院は、災害時の医療提供体制を強化するとともに、感染症対策や地域社会との連携を深め、より安全で迅速な医療支援を実現するための取り組みを進めています。