退院支援チーム
退院支援チームとは・・・
入院された患者さんが退院後も住み慣れた地域でその人らしい暮らしをしていくために、患者さんやそのご家族にとって最善の退院先を検討するチームです。退院後も必要となる医療や介護の内容によって院内多職種、行政や複数の医療機関や介護施設、訪問看護・居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)等と連携を取りながら協働し、それぞれの専門性を生かした質の高いケアと、患者さんとご家族の社会的・身体的・精神的な状態をより良くして差し上げる事(Well-being)を日々追求しています。活動内容
- 入院翌日からのスクリーニングと救急カンファレンスを毎日実施することにより、退院困難が想定される患者さんの早期抽出に努めます。
- 各病棟で週1回開催するリハビリカンファレンスへの参加や、日々変化する患者さんの状態にあわせて院内外他職種とタイムリーに連携・調整する横断的な役割を担っています。
- 「退院支援」とは対象が個人、家族、組織、地域と多岐に渡り、社会情勢や制度・政策の動きや地域特性を考慮したアプローチを展開する必要があるため平行して研究活動に励んでいます。